2006年06月08日

Sunshine Memory / Bill Labounty

"surprise"からなかなか離れられず、コピー風に言うなら「まだまだ書きたいことがあるんだ!」ってな感じなんですけど、それはそれとして。
今回はビル・ラバウンティのご紹介です。AORファンお待ちかね、真打登場!!ですよね(^^)
このアルバム、82年の作品で、確か3作目(か4作目)だったと思うんですけど、遂に完成されたAORサウンド!って感じです。捨て曲無しの超々オススメ盤、僕がこれまでに聴いた全てのアルバムの中で1、2を争うくらい大好きなアルバムです。タイトルの"Sunshine Memory"は大嘘なんですけど(笑)、まぁ騙されたと思って買って聴いてください。「なんや、アカンやん!?」っておっしゃる方には僕が返金しますので(^_-)

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ほんとのタイトルは名前そのままで「ビル・ラバウンティ」なんですが、何故に「サンシャイン・メモリー」かと言いますと、それは日本盤のみにつけられたタイトルなんですね。80年代前半、AORがブームになった時、ちょっと面白い現象がありました。
AORのミュージシャンって、どういうわけかヒゲもじゃのおじさんが多くって、しかも一様にアルバムジャケットにアップで写ってるもんですから、これじゃあ売れんと考えた日本のレコード会社では、ジャケットを小洒落た海辺の風景なんかに差し替えて売り出すことが、よくあったんです。このアルバムに至っては、ジャケット差し替えだけにとどまらず、タイトルもジャケットに合わせて小洒落てみようってな感じでしょうか。ある意味、詐欺みたいな(笑)
そして僕はまんまとひっかかったクチです。上のジャケットは今売ってるものなんですけど、まだいい方ですよ、コレは。僕がだまされたのは当時のLPジャケット↓です。ね?(笑)
おかげで、僕が初めて「ジャケ買い」した記念すべきLPとなりました。

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ちなみに、オリジナルのジャケットはこちらになります(^^ゞ

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ビル・ラバウンティといえば有名なのが、デビュー曲でもある"This Night Won't Last Forever"(邦題:涙は今夜だけ)でしょう。その歌詞に、こんな一節があります。
They're playing the same old songs on the radio
90年代に入って再びAORブームが再燃したとき、彼のステージを大阪のとあるライブ・ハウスで見たんですけど、こんな風に歌ってました。
They're playing the same old songs on the stereo
さしずめ今の時代なら、きっとこう歌うことでしょうね(^^♪
They're playing the same old songs on the ipod
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2006年05月31日

The Innocent Age / Dan Fogelberg

いやぁ、探しました。やっとヤフオクでゲットしました(^^)
ダン・フォーゲルバーグ、81年の作品「イノセント・エイジ」です。2枚組全17曲というボリュームながら、捨て曲無しの大傑作!今もって彼の代表作と言っても過言ではないでしょう。1曲目のアコースティック・ギターのイントロからして、メチャメチャかっこいいです。
彼はとても多彩な人のようで、ドラムスのラス・カンケルが固定されてる以外は、ギター、ピアノ、シンセサイザー、時にはベースに至るまで全て彼自身が手がけています。あとは曲によって、ベースやサックス、パーカッションなどにゲスト・プレイヤーを迎えており、とても引き締まった音作りが為されていると思います。コーラスでは、ジョニ・ミッチェル、ドン・ヘンリー、グレン・フライといった面々も参加してますね。特にDisc1の8曲目、"Same Old Lang Syne"の最後でマイケル・ブレッカーが奏でる「蛍の光」の物悲しさといったら・・・(T_T)
この曲と6曲目、7曲目の3曲は、名曲中の名曲といえるんじゃないでしょうか。
そしてこのアルバム、"Thanks for the inspiration"として、ビートルズやイーグルス、エリック・クラプトンらと並んでポール・サイモンの名前も挙げられています。いや、それだけなんですけど(^^)

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Disc1:
1. Nexus / 光年の果てに
2. The Innocent Age / イノセント・エイジ
3. The Sand And The Foam / 幻の旅路
4. In The Passage / イン・ザ・パッセージ
5. Lost In The Sun / ロスト・イン・ザ・サン
6. Run For The Roses / バラに向かって走れ
7. Leader Of The Band / バンド・リーダーの贈り物
8. Same Old Lang Syne / 懐しき恋人の歌
Disc2:
1. Stolen Moments / ストールン・モーメント
2. The Lion's Share / ライオンズ・シェア
3. Only The Heart May Know / 流れ星のバラッド
4. The Reach / 妖精の港
5. Aireshire Lament / 魂の嘆き
6. Times Like These / 時の流れを超えて
7. Hard To Say / 風に呼ばれた恋
8. Empty Cages / 虚な翼
9. Ghosts / ゴースト

とっても素敵なアルバムで超オススメの1枚なんですけど、残念ながらもう買えませんねぇ。ちょっと優越感です(^^ゞ
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2006年05月11日

Surprise / Paul Simon

ついに!やっと!!とうとう!!!
足かけ6年振りとなるポール・サイモンの最新作です。2年位前でしょうか、ポールがいよいよ製作にとりかかってるらしいとの情報が出始めて以来、首を長〜〜くして待ってました。「Musical Pallet」っていうタイトルの時期もあったようですが、ご覧の通り「Surprise」となりました。
今回の目玉はなんといってもブライアン・イーノとのコラボレーションってことですね。いくつかの曲を共作し、ラストを除く全10曲において「Electronics:Brian Eno」とクレジットされ、アルバム全体としても「Sonic Landscape:Brian Eno」として名を連ねてます。さてさてこれはいったいどういう意味なんでしょうかね。ふ〜む。
一聴して、ある意味、86年の作品「グレイスランド」にも匹敵する衝撃を受けました。僕にとってもサプライズです(^^ゞ
アルバムを通して、ポールの「憂い」みたいなものを感じます。社会への憂い、時代への憂い、そして子供たちの未来への憂い・・・。ジャケットの赤ん坊も、ただあどけないというだけではなく、何かを訴えかけるような瞳をしていませんか?ブックレットに載っている、各曲を象徴するかのような数々の写真も非常に意味深です。
2001年の同時多発テロから昨年のハリケーン被害まで、ここ数年ポールの心は、自分自身ではどうにもできないことに対する恐怖や怒りや嘆き、そういったものに占められていたのかも知れません。あくまでも推測ですが、それこそが今回ブライアン・イーノとの共同作業に至った最大の要因だったのではと思ったりします。
どの曲にもポールらしさが随所に表れてるのは間違いありません。他の誰でもない、ポール・サイモンの作品に仕上がってます。いつも通りのセルフ・プロデュースなので当・ですね。なのにこういう印象を受けるってことは、ブライアン・イーノのエッセンスに包まれているからでしょうか。彼が担ったのはそういう役割だったってことですね。だとしたら、ポールの意図するところを余すことなく表現したという点において、成功だったと言えますね。
ともあれ、今年65尊になるポールの新境地とも言えるアルバムです。そしてそれこそが、僕が大好きなポール・サイモンたる所以です(^_^)v

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アルバムのラストを飾るのは、アニメ映画「The Wild Thornberry Movie」の主題歌で、2002年度アカデミー賞にもノミネートされた"Father and Daughter"です。サントラ盤にも収録されていましたが、今回リミックスされて再登場!ポールの息子、エイドリアンもバック・コーラスで参加しています。この曲だけブライアン・イーノが絡んでないみたいで、最後にほっとさせられます(^^)
ちなみに今僕が手にしてるのは輸入盤です。国内盤は5/24発売予定!もちろん僕も保存用に買いますよ(笑)

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2006年05月07日

Actual Miles:Henley's Greatest Hits / Don Henley

この「アクチュアル・マイルス」は、イーグルス解散後ソロとなったドン・ヘンリーの、80年代に発表した3枚のアルバムからの曲に新曲を2曲プラスしたベスト盤です。このアルバムは95年に発表されたものですから、かなり寡作な人ですね。しかもこの後も2000年に新作を出したっきりのようです。もっともイーグルスの再結成という大きなイベントもあったわけですが(^^)
ドン・ヘンリーの最大の魅力は、何をおいてもやはりその声!ですね。"ヴォイス・オブ・ホテル・カリフォルニア"たる彼の声は、強いて例えるならば、スティーヴ・ペリーの声に大人の哀愁をトッピングしたようなって感じでしょうか。
彼の詞の中で描き出される物語は、その声で淡々と唄われることによって、より重みと深みを増していくような気がします。是非とも歌詞カード片手に聴いていただきたいと思います。長い歌詞の歌が多いです。さだまさしよりは短いですが(笑)

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えっと、僕の個人的な好みで言いますと、ここだけの話ですが(笑)新曲はいらなかったんじゃあないかと^^;
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2006年05月06日

Would You Believe ? / Ray Charles

少しでも音楽に興味を持っている人ならば、レイ・チャールズの名前を知らない人はいないのでは?って思うくらい有名ですよね。50年代の"What'd I Say"、60年代の"Georgia On My Mind"など、2004年に亡くなるまで、60年近くもの間活躍したアーティストです。
さて、90年にリリースされたこのアルバム「ウッド・ユー・ビリーヴ?」は、彼が60歳の時の作品なんですけど、特筆すべきは、"Ellie My Love"が収録されていることでしょう。サザン・オール・スターズの名曲「いとしのエリー」のカバーですね。
元々は何かのCMとのタイアップだったんでしょうが、こうして日本の曲のカバーが、企画モノや日本盤のみのボーナス・トラックって形ではなく、オリジナル・アルバムに収録されるのは非常に珍しいことではないでしょうか。
いやぁ、日本人としてとても喜ばしいことですね(^^♪

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01.アイル・テイク・ケア・オブ・ユー/I'll TAKE CARE OF YOU
02.愛に抱かれて/YOUR LOVE KEEPS ME SATISFIED
03.ゼアル・ビー・サム・チェンジズ・メイド/THERE'LL BE SOME CAHNGES MADE
04.アイ・キャント・ゲット・イナフ/I CAN'T GET ENOUGH
05.あの頃に戻りたい/LET'S GET BACK TO WHERE WE LEFT OFF
06.哀しい瞳/CHILD SUPPORT ALIMONY
07.涙あふれて/FRESH OUT OF TEARS
08.君のいない朝/LIVING WITHOUT YOU
09.階段のある風景/WHERE'S THE STARS?
10.リーヴ・ヒム!/LEAVE HIM!

最近、「Ray」っていう映画を見ました。ご存知でしょうか、レイ・チャールズの半生を描いた映画です。彼の物悲しい少年時代にちょっと呆然としてしまいました・・・(>_<)
この映画を見て、このアルバムは一番彼らしくない作品なのかも知れないと思った次第です。レイ・チャールズをちゃんと聴こうと思うなら、こちら↓のアルバムほうがおすすめです、きっと。

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2006年05月02日

Real Love / Dan Hill

ヴィトンでもなくシャネルでもなく、ダン・ヒルです(^^)。名作との呼び声の高い89年の作品「リアル・ラヴ」、1曲目から素晴らしいバラードです。普通ならアルバムの最後を飾るような曲を1曲目に持ってきてるってことは、それほど自信のある作品ってことではないでしょうか。
ダン・ヒルはカナダのシンガー・ソングライターで、バラードに定評があり、”バラーディアー”と称されることもあるようですね。その名に違わず、このアルバムでも全10曲のうち半数以上がバラードとなってます。
夜中にしっとりと聴きたいアルバムです。

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1. Why Do We Always Hurt the Ones - 愛は傷つきながら
2. What Do You Want - 君の欲しいもの
3. (Can This Be) Real Love - リアル・ラヴ
4. Can't Break the Same Heart Twice
- キャント・ブレイク・ザ・セイム・ハート・トゥワイス
5. Unborn Heart - アンボーン・ハート
6. Wishful Thinking - ウィッシュフル・シンキング
7. (You've) Got to Get over Him - ゲット・オーヴァー・ヒム
8. Woman - ウーマン
9. Human Heat - ヒューマン・ヒート
10.You Are Where I Belong - 君だけの僕

そして、これもまた廃盤みたいです。売上至上主義?・・・何だかなぁ(>_<)
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2006年04月26日

Dad Loves His Work / James Taylor

JTです。日本たばこじゃなく、ジェイムス・テイラーです。この人も長い芸暦ですけど(笑)、僕が一番好きなのがこのアルバム、81年に発表された「ダディーズ・スマイル」です。
AORっぽい1曲目、2曲目、アップテンポでノリノリの6曲目、JTならではの小品といえる8曲目など、バラエティに富んでいながら、どの曲にもJTのエッセンスがたっぷり。飽きずに聴ける名作だと思います。
特に2曲目の「憶い出の町」は、J.D.サウザーとのデュエットが秀逸!!JTの声って意外とデュエットで生きるんですよねぇ(^^)

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当時は気にも留めませんでしたけど、このアルバムタイトルが意味するところ、最近気になって仕方ありません。
「父さんは自分の仕事が好きだ!」
自分の仕事がどういうものか、いかに誇りを持って取り組んでるかってことを子供に伝えたかったんでしょうか。自分が父親となった今、それは僕の最大のテーマでもあります(>_<)
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2006年04月14日

We Are The World / USA for Africa

1984年、アフリカの飢餓救済のためにイギリスの一流アーティスト達が立ち上がりました。「バンド・エイド」プロジェクトです。そして翌年、アメリカでも、ハリー・ベラフォンテが提唱した「USA・フォー・アフリカ」が始動することになります。
そりゃあもう錚々たるメンバーです。指揮をとったクインシー・ジョーンズをはじめとして、ライオネル・リッチー、スティヴィー・ワンダー、ボブ・ディラン、マイケル・ジャクソン、ビリー・ジョエル、レイ・チャールズ、そして我らがポール・サイモン・・・。とてもとても書き切れませんね。え?ちゃんと全員書け?じゃあ・・・、ブルース・スプリングティーン、ウィリー・ネルソン、シンディ・ローパー、スティーブ・ペリー、ダイアナ・ロス、ケニー・ロギンスにケニー・ロジャース、ヒューイ・ルイスやアル・ジャロウ、それから・・・ふ〜む、やっぱり書き切れません。下のジャケットをご参照ください(^^ゞ
ともあれ、この倍ほどのミュージシャンが集まって心をひとつにした作品がこれ、「ウイ・アー・ザ・ワールド」なんです。
もう内容に関しては四の五の言う必要は無いですよね。今回ご紹介するのは、20周年記念として発表された2枚組のDVDです。もともとの通常盤に特典映像がもう1枚。これはオススメです。たぶん今でも収益の一部(だったか全部だったか)は寄付されるハズ。是非とも買ってご覧ください。

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普段滅多に見られない、彼らの素の顔が見られてなかなか面白いです。ちょうど日本の歌手や俳優がバラエティ番組に出てるみたいな感じです。スティーヴィー・ワンダーが、物真似みたいにしてボブ・ディランに歌唱指導する場面なんか、ちょっと笑えます(^^)
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2006年04月12日

Sports / Huey Lewis and the News

ボーカリスト、ヒューイ・ルイスの名を冠したグループです。もんた&ブラザーズとか世良公則&ツイスト、みたいな。
この「スポーツ」は、苦節6年、3作目にして全米一位となった83年のアルバムです。中身はロケンロール(笑)、正統派のロックです。シンプル、ベーシック、そしてストレート。いい味出してます(^^)
ちょっと僕の好みの中では毛色が違いますけど、ハスキーとダミ声の境、かなりダミ声寄り(^^)のヒューイの声は、聴く者のハートを鷲掴みにして離さない!って感じでしょうか。
このアルベムで認められた彼らは、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の主題歌も担当、飛ぶ鳥を落とす勢いで作られた次作「FORE!」からは3曲のbPヒットが生まれました。
こちらもオススメです。

sports.jpg

この2枚の傑作アルバムをものした後、何故か人気にも翳りが出始めて今や見るかげもありません・・・。いや、単に僕が彼らの情報を知らないだけなのかも知れませんけど(^^ゞ
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2006年04月04日

One-Trick Pony / Paul Simon

以前ちょっと書きましたけど、今をさかのぼること32年、中学2年の時に始めてS&Gに触れて、その後僕はポール派になりました。S&Gの"S"、ポール・サイモンです。
S&G時代の曲もほぼ全てが彼の作品ですし、ソロになってからも一作ごとにいろんなアプローチでアルバムを作り上げています。非常に寡作な人で、ソロになって36年になりますが、ベストやライブを除きますと、オリジナル・アルバムとしては9枚しか出していません。平均すると4年に1枚ですが、ここのところ5年以上待たされることも珍しくありません。ちなみにまもなく、2006年5月9日に待望の新作が発表される予定です。今回はなんと6年振りとなります。「驚き」ですね(^^ゞ。
今回ご紹介するのは、80年の4作目「ワン・トリック・ポニー」というアルバムです。これは、彼が企画し、脚本を手がけ、さらには主役までこなした同名映画のサントラ盤です。もちろん音楽も本人が担当したものです。実はこの映画、大失敗に終わってしまったようです。日本では公開すらされませんでした(T_T)
いえいえ、だからといってこのアルバム自体も失敗作だと思うのは、早計に過ぎるというものです。その後もポールをずーっとサポートしていくことになるスティーブ・ガッドや、今は亡きリチャード・ティといった面々がバックを固め(彼らも映画に出演しています)、サントラ盤ということもあってか、ポールの作品にしては珍しく(^^ゞ、非常にとっつきやすいアルバムに仕上がっています。一番クセがなく、万人向けといえるのではないでしょうか。
なお、この後ポールはスランプに陥ってしまいます。映画の失敗に続いて、その後のS&G初の再結成ツアーでアーティとの確執を再認識したポールは、ツアーの後S&G名義で発表するハズだったニューアルバムからアーティの声を消し去り、自身のソロ作品として発表するのですが、商業的には成功とは言いがたいものになりました。
が、しかし!!
数年のスランプを経て、ポールはかの名作、全世界で1,000万枚以上売れたというアルバム「グレイスランド」をひっさげて復活します。この「グレイスランド」については、後日改めて取り上げることといたします。乞うご期待!(^^)

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「ワン・トリック・ポニー」が出た年、僕は大学の1回生、第二外国語として履修したフランス語がサッパリわからず、試験の時にこのアルバムが出た喜びを書き連ね、可をもらった思い出があります。その後、何か一般教養の試験でも、ポールの音楽がいかに素晴らしいかを書いて単位をもらいました。いい時代でしたねぇ(笑)
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2006年04月02日

An Innocent Man / Billy Joel

ピアノマン、ビリー・ジョエルです。1983年、彼は「イノセント・マン」に変身して登場しました(笑)全曲オールディーズ風、彼の作品の中では異色と言えるアルバムです。
ただ、もともとこういうのを聴いて育ってきたというだけあって、肩の力の抜けた、非常にリラックスした作品に仕上がっており、聴いてるこちらも思わず笑みが出てしまうくらい。50年代の音楽など聴いたことのない僕にも
なんか懐かしさを覚えさせる、それでいて古臭さを感じさせない曲の数々は、さすがです。
一人で全てのパートをこなしたというアカペラや、大ヒットとなった「Tell Her About It」など、聴きどころ満載のオススメ盤です。今ではクラシック畑にいってしまったビリーですが、いつかまたこんなポップな新作を届けて欲しいものです。

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10余年前のある日、大阪城ホールで彼のコンサートがあり、僕も友人と行く予定にしていました。しかし当日の未明、まったく予期せぬ出来事が起こってしまいました。阪神淡路大震災です。
僕の大好きな神戸の街は壊滅状態となりました。それほどの被害はなかったとはいえ、大阪に滞在していた彼もさぞビックリしたことでしょう。その日のコンサートは翌日に延期され、僕はといえば、実家が西宮にあるため、コンサートどころではなくなってしまいました。
被害状況をニュースで知ったビリーは、翌日のコンサートの開演前に追悼の意を捧げ、かなりの金額を寄付したといいます。なんでもその日のコンサートが海賊盤で出ているとか。是非とも聴いてみたいものです。
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2006年03月28日

F.R.DAVID、めっけ!

ご存知でしょうか、F.R.デイヴィッド。歌は英語ですが本人はフランス人でして、82年に発表されたアルバム「WORDS」は、まずヨーロッパから火がつき、その後アメリカでも大ヒット、全世界で500万枚以上売れたとか。日本では翌83年に発売されました。邦題は「ワーズ」。まんまです(^^)
さて内容はと言いますと、こういうのもやっぱり打ち込み系なんでしょうか、シンセサイザーとドラムマシンを多用した音作り。AORじゃないし、ロックでもないし、エレクトロニック・ポップっていうジャンルがあるのかどうか、その頃流行ってたハワード・ジョーンズとか、日本でいうならYMOとか、あるいはイモ欽トリオの「ハイスクール・ララバイ」っていうほうがわかりやすいかも知れませんが(笑)、なんしかそんな感じの音です。
そして彼の魅力は、バックのデジタルとは対照的にとてもあったかい歌にあります。ちょっとだけハスキーでハートウォーミングな、心に沁みこむ声です。
僕は当時、友達の家ではじめて聴いて、「これなに!?」っていっぺんで気に入ってしまい、ちょっと借りるわって言って、そのまま持って帰った思い出があります。非常に覚えやすいメロディと比較的平易な英語の歌詞は、その歌声と相まってすんなりと耳に入ってきて、いつまでも頭の中でリピートしていたものです。♪ワーーーズ、ドンカムイージィ、トゥミー♪
あ、もちろん、探し回って自分で買った後、ちゃんと返しましたよ(^^)

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84年には2作目の「Long Distance Flight」っていうアルバムが発表されました。これも前作の路線を踏襲した作品です。日本では85年、「愛飛行」っていう邦題での発売でした。

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僕が持ってるのは、もうお察しの通りこの2枚のLPです。僕がLPからCDに移行しようとしてCDを探した時には、「GIRL」っていうCDしかありませんでした。先の2枚からのベスト盤、おそらくCMとタイアップした企画モノです。今ではこれも廃盤のようです。

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ところが!今回このブログを書くに当たってちょっと調べてみたら、その後も活動を続けていることがわかりました。お隣の国、韓国では今も人気だとか。
そして何よりも、この2枚をそのまま1枚のCDに収めて、さらにボーナストラックまで付けちゃったCDがロシアで発売されていることを知り、さっそくとある通販CDショップで入手した次第です(^^)

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う〜ん、これこれ!!
これは家宝にしたいくらいのアルバムです、いやホント(^^)
なんかS&Gに次いで力が入っちゃいました(笑)
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2006年03月25日

Fool's Paradise / Randy Goodrum

ランディ・グッドラム、82年のデビュー作です。
デビューと言ってもシンガーとしてのデビューってことで、これ以前から、ライターとしていろんなアーティストの曲を書いるようです。全米bPも記録しています。この作品は一応AORの範疇なんですけど、AOR系ばかりでなく、マイケル・ジャクソンやオリビア・ニュートン・ジョン、意外なところでは松田聖子やオフコースにも曲を提供してるみたいですね。
それだけライター、コンポーザーとして認められている人ですから、この「フールズ・パラダイス」、楽曲の悪かろうハズがありません(^^)特にミディアム〜スローなナンバーが彼の持ち味だと思います。メロディアスなバラードのデュエットも聴きモノです。

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全体の雰囲気は、まさにこのジャケット通り。酒場の片隅でバーボンなんかを傾けながら、こんな音楽が流れてきたらピッタリって感じです。ちょっと気だるくって、でもどこか知性的。もちろん間違ってもヤケ酒じゃありませんよ(笑)一人でなんかこう、いろんな想いを噛みしめるような、そんなお酒ですね。例えば娘を嫁に出した夜とか・・・(泣)

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2006年03月21日

Steal Away / Robbie Dupree

優しいですねぇ。どこまでも優しい歌声です。AOR一歩手前のウエスト・コースト・サウンドって感じです。正統派の爽やかさ(^^)何よりAORらしくないのは、その優男ぶりでしょうか(笑)
だって、AOR系のミュージシャンってみんな見た目がアレで^_^;、だから特に日本でリリースするにあたっては、顔写真のジャケットが、なんか小洒落た風景写真に差し替えられてる例が多いですから。
そんな中にあって、堂々と自分の写真で勝負しているのが彼、ロビー・デュプリーです。
そしてこのアルバムは、1980年のデビュー作。タイトル曲(邦題:ふたりだけの夜)はそこそこヒットしたようです。

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とても聴きやすいアルバムでオススメには違いないんですけど、逆に言うと、コレ!ってキラリと光るものが無いとも言えるのかも知れません(^^ゞ
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2006年03月18日

THE CONCERT IN CENTRAL PARK / SIMON AND GARFUNKEL

Ladies and Gentlemen! Simon & Garfunkel!!
1981年9月19日、当時のニューヨーク市長エド・コッチのこの言葉で、50万人以上の観衆を集めた歴史的なコンサートの幕が開きました。S&Gの本格的な再結成の瞬間です。
セントラルパークでのこのコンサートは日本でも大きく報じられ、82年、83年と続くワールドツアーのきっかけとなりました。
S&G初のライブアルバムとして発表されたのが82年。当時は2枚組みのLPでした。オープニングを飾るのは「ミセス・ロビンソン」。オリジナルとは異なるアレンジで、会場の盛り上がりとともにとてもかっこいいです。
S&Gの定番曲、このライブで初めて歌われたカバー曲、2人で歌うポールのソロ・ナンバー、そしてアートが歌い上げる「明日に架ける橋」・・・。ライブならではの臨場感と2人の息吹が感じられる作品です。

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アルバムに続いてビデオも発売されました。我が家にはまだビデオデッキが無かったので、神戸のとある電気屋さんの店頭で流れていたビデオを、ずーっと見ていたものです。
2003年、ついにDVDとなって発売されました(^^)
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2006年03月13日

I Won't Change / John Valenti

ジョン・バレンティ、81年の作品です。邦題は「女はドラマティック」。ふ〜む(笑)
全10曲、ミディアム・テンポの曲ばかりで聴きやすい仕上がりになってます。
バラードバラードした曲がお好きな方にはイマイチかも知れませんね。
どうやら、スティービー・ワンダーを敬愛しているらしく、ところどころにスティービーのような歌い回しが聞かれるところが、なんかほのぼのしてていいな、と(^^)
この作品の後にはアルバムを出してないみたいです。どこでどうしているのやら・・・。

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1. Who Will It Be
2. Did She Mention Me
3. I'll Take You Back
4. That's The Way Love Goes
5. Best For You
6. I Won't Change
7. Stephanie
8. Runnin' Scared
9. Make It Up To You
10. Fight For Love

そしてこのアルバムも、今は普通では買えないみたいです。廃盤なんでしょうか。まぁ、仕方ないっちゃ仕方ないですね(^^ゞ
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The Jazz Singer / Neil Diamond

ニール・ダイアモンド。大御所ですね。日本で言えば、北島三郎とか五木ひろしって感じでしょうか(笑)このアルバムは、1980年に本人が主演した同名映画のサントラ盤です。
当時何歳くらいだったのかわかりませんが、とても深みのある声をしています。澄んだ声ではないんですが、グイグイとその歌の世界に引っ張っていかれるような、魅力ある声です。映画も見たので余計にそう思うのかも知れません。歌で映像が浮かぶので(^^)
この映画、大好きなんです。ニール扮する主人公の青年が、厳格なユダヤ教の父の反対を押し切って歌手を目指し、成功するまでの過程を描いた物語で、ストーリー自体はありがちなものなんですが、彼の歌が場面々々を盛り上げています。
そういう意味ではよく出来たサントラ盤なんですが、ほぼ全曲彼の手によるものですので、オリジナル・アルバムと言ってもいい仕上がりになっています。

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「ジャズ・シンガー」と言っても中身はJAZZじゃないですので、念のため(^^)
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2006年03月10日

幻のCRAIG RUHNKE

クレイグ・ランク。カナダのAOR系シンガーソングライターです。僕が持ってるのは2枚のLPレコードで、82年の「JUST LIKE THE OLD TIMES」と、翌83年の「TRUE LOVE」。他の作品があるのかどうかは「?」です。かなり以前に、この2枚をまとめたCDが出てたようですが、残念ながら持っていません。すでに廃盤になっているようです(T_T)
さて、実はこのブログ、一人のアーティストにつき一枚のオススメっていうコンセプトなんですが、彼に関してはそういうわけで2枚まとめてご紹介です。
いかんせん、持ってるのがLPだけなので、今は聴き返すこともできず、当時、両方とも大好きなアルバムだったという記憶がありますので、どちらもオススメってことで。2枚とも収録曲を挙げておきます。タイトルだけ見ても、お!ちょっと良さげ!!でしょ(^^)

JUST LIKE THE OLD TIMES ('82)
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1. BABY BLUE
2. REACH OUT
3. YOU'RE ALL THAT I NEED
4. MY HEART BELONGS TO YOU
5. HEARTACHE
6. JUST LIKE FALLING IN LOVE AGAIN
7. HEARTBREAKER
8. I CAN'T LIVE WITHOUT YOUR LOVE
9. I NEED YOU TO BE THERE
10. YOU ARE MY INSPIRATION

TRUE LOVE ('83)
craig83.jpg
1. KEEP THE FLAME
2. SOMEBODY TO LOVE
3. NANCY JANE
4. IT'S BEEN SUCH A LONGTIME
5. TRUE LOVE
6. ONE LOVE
7. GIVE ME THE NIGHTTIME
8. OOH BABY
9. TWO HEARTS

彼のCDについて何か情報をお持ちの方、是非ご一報くださいm(__)m
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2006年03月08日

Watermark / Art Garfunkel

79年からさらに1年さかのぼって、78年のこの作品を・・・(^^ゞ
S&Gの"G"ことアート・ガーファンクルの「ウォータマーク」、アーティの作品の中では僕の一番の愛聴盤です。全12曲、ポール・サイモン、ジェイムス・テイラーと共に歌う"(What A) Wonderful World"を除き、あとは全てジミー・ウェッブというシンガー・ソング・ライターの作品が取り上げられています。
アーティはシンガーなので、彼の作品の中ではいろんな人の楽曲を歌っているわけですが、僕は、ジミー・ウェッブの曲が一番マッチしてるんじゃないかと思ってます。
さて、アーティの売りはなんと言っても透明感のあるその声ですよね。なんせソロ1作目のタイトルが「天使の歌声」ってくらいですから(^^)
特にこのアルバムでは、ボーカルが際立っているように思います。後になって知ったんですが、ちょうど公私共に一番充実してる時だったらしく、肩肘張らない自信みたいなものが、このジャケットにも表れているようです。1曲目から12曲目まで、バラエティに富んだ各曲を朗々と歌いあげる声を聴けば、きっと虜になること間違いなしです。

art.jpg

アーティの声ももちろんですが、1曲目の"Crying in My Sleep"(邦題は「泣きながら目覚めて」、秀逸ですね)の中で、"May I help you please ?"って問いかける女性の声に、僕はちょっと萌え、です(笑)
posted by こいち at 21:59| Comment(1) | TrackBack(1) | 洋楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月07日

Another Nights / Wilson Brothers

AORファンが泣いて喜ぶウィルソン・ブラザーズです。僕も今始めて知ったんですが、これって79年の作品だったんですね。まぁほぼ80'sってことで(^^ゞ
当時はもちろんLPレコードでして、その後続々とCD化される中で、この作品は長らくの間待たされ続け、ようやく99年になってCD化されまして、20年ぶりに日の目を見たという作品です。
さて内容はと言いますと、どの曲も好きなんですが、その楽曲もさることながら、さすがにブラザーズ!(^^)ハーモニーが絶品です。そして、随所できかれるギターのカッコいいこと!と思って参加ミュージシャンを見てみますと、弾いてるのはTOTOのスティーブ・ルカサーなのでした!!先般ご紹介したボズの名バラード、"You Can Have Me Anytime"(邦題「トワイライト・ハイウェイ」)で聴ける、サンタナの泣きのギターに勝るとも劣らない好演です。
これだけの作品を作っておきながら、僕の記憶によると、確か彼らはその後一枚もリリースしてない一発屋さんなのでした。芸能界って厳しいですねぇ・・・(^^ゞ

wilson.jpg

実は僕、TOTOもサンタナも聴いたことがありません・・・(^^ゞ
posted by こいち at 22:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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