2006年05月11日

Surprise / Paul Simon

ついに!やっと!!とうとう!!!
足かけ6年振りとなるポール・サイモンの最新作です。2年位前でしょうか、ポールがいよいよ製作にとりかかってるらしいとの情報が出始めて以来、首を長〜〜くして待ってました。「Musical Pallet」っていうタイトルの時期もあったようですが、ご覧の通り「Surprise」となりました。
今回の目玉はなんといってもブライアン・イーノとのコラボレーションってことですね。いくつかの曲を共作し、ラストを除く全10曲において「Electronics:Brian Eno」とクレジットされ、アルバム全体としても「Sonic Landscape:Brian Eno」として名を連ねてます。さてさてこれはいったいどういう意味なんでしょうかね。ふ〜む。
一聴して、ある意味、86年の作品「グレイスランド」にも匹敵する衝撃を受けました。僕にとってもサプライズです(^^ゞ
アルバムを通して、ポールの「憂い」みたいなものを感じます。社会への憂い、時代への憂い、そして子供たちの未来への憂い・・・。ジャケットの赤ん坊も、ただあどけないというだけではなく、何かを訴えかけるような瞳をしていませんか?ブックレットに載っている、各曲を象徴するかのような数々の写真も非常に意味深です。
2001年の同時多発テロから昨年のハリケーン被害まで、ここ数年ポールの心は、自分自身ではどうにもできないことに対する恐怖や怒りや嘆き、そういったものに占められていたのかも知れません。あくまでも推測ですが、それこそが今回ブライアン・イーノとの共同作業に至った最大の要因だったのではと思ったりします。
どの曲にもポールらしさが随所に表れてるのは間違いありません。他の誰でもない、ポール・サイモンの作品に仕上がってます。いつも通りのセルフ・プロデュースなので当・ですね。なのにこういう印象を受けるってことは、ブライアン・イーノのエッセンスに包まれているからでしょうか。彼が担ったのはそういう役割だったってことですね。だとしたら、ポールの意図するところを余すことなく表現したという点において、成功だったと言えますね。
ともあれ、今年65尊になるポールの新境地とも言えるアルバムです。そしてそれこそが、僕が大好きなポール・サイモンたる所以です(^_^)v

surprise.jpg

アルバムのラストを飾るのは、アニメ映画「The Wild Thornberry Movie」の主題歌で、2002年度アカデミー賞にもノミネートされた"Father and Daughter"です。サントラ盤にも収録されていましたが、今回リミックスされて再登場!ポールの息子、エイドリアンもバック・コーラスで参加しています。この曲だけブライアン・イーノが絡んでないみたいで、最後にほっとさせられます(^^)
ちなみに今僕が手にしてるのは輸入盤です。国内盤は5/24発売予定!もちろん僕も保存用に買いますよ(笑)

posted by こいち at 01:41| Comment(5) | TrackBack(2) | 洋楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こいちさん、とうとう、聞かれたんですね。サンプル音源しかまだ聞いてないけど、僕もこれは大傑作になるのでは?との予感を持ってました。歌詞の内容も何もわからないけど、ポールの公式サイトに、全曲の歌詞、音源、イラスト(写真もあり)を見ると、これがもし1本の映画だったら、人類の終末を描いた近未来SFのような作品になるのかなと思いました。

グラミー獲るといいですね。
Posted by ひろみつ at 2006年05月11日 09:44
トラックバックありがとうございます。

前作「You're the One」が比較的落ち着いた印象のアルバムだったので、今後はそういう方向で落ち着くのを漠然と予想してたのですが、見事に裏切ってくれましたね。まさに“サプライズ”な作品でした。ファンとしては嬉しい限りです。
Posted by 優介 at 2006年05月25日 03:38
ひろみつさん、優介さん、コメントありがとうございます。
もう優介さんのおっしゃる通り、まさにサプライズでした。
今月発売のいくつかの音楽雑誌にレビューが出てますが、おおむね良好な評価のようです。グラミーも夢じゃないかも!です>ひろみつさん(^^)
Posted by こいち at 2006年05月26日 01:46
TBありがとうございます。
Surpriseで元気付けられる毎日です。
65になってもクリエイティブでいられるって素晴らしいですよね。
Posted by ezsin at 2006年05月29日 00:57
ezsinさん、コメントありがとうございます。
ほんとそうですね。こんな65歳になりたいものです(^^)
Posted by こいち at 2006年05月29日 01:08
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

Surprise/Paul Simon
Excerpt:  今朝は5時前に目を覚ましてしまった。何故かAlice CooperとKissのジョイントライヴをコスタリカで観るという夢を見た。市民会館みたいな会場はガラガラで、薄い黄緑やオレンジ色をしたプラスチッ..
Weblog: emanon
Tracked: 2006-05-25 03:35

Paul Simon - Surprise
Excerpt: Paul Simonの作る音楽の素晴らしさに文句をつける人は少ないでしょう。間違いなくポップミュージックの天才的才能の持ち主。ところがそんな才能を持ち合わせていても、40年の長きに渡ってポップ・オ..
Weblog: 一日一枚 Disk-a-Day
Tracked: 2006-05-29 00:59
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。