2006年04月04日

One-Trick Pony / Paul Simon

以前ちょっと書きましたけど、今をさかのぼること32年、中学2年の時に始めてS&Gに触れて、その後僕はポール派になりました。S&Gの"S"、ポール・サイモンです。
S&G時代の曲もほぼ全てが彼の作品ですし、ソロになってからも一作ごとにいろんなアプローチでアルバムを作り上げています。非常に寡作な人で、ソロになって36年になりますが、ベストやライブを除きますと、オリジナル・アルバムとしては9枚しか出していません。平均すると4年に1枚ですが、ここのところ5年以上待たされることも珍しくありません。ちなみにまもなく、2006年5月9日に待望の新作が発表される予定です。今回はなんと6年振りとなります。「驚き」ですね(^^ゞ。
今回ご紹介するのは、80年の4作目「ワン・トリック・ポニー」というアルバムです。これは、彼が企画し、脚本を手がけ、さらには主役までこなした同名映画のサントラ盤です。もちろん音楽も本人が担当したものです。実はこの映画、大失敗に終わってしまったようです。日本では公開すらされませんでした(T_T)
いえいえ、だからといってこのアルバム自体も失敗作だと思うのは、早計に過ぎるというものです。その後もポールをずーっとサポートしていくことになるスティーブ・ガッドや、今は亡きリチャード・ティといった面々がバックを固め(彼らも映画に出演しています)、サントラ盤ということもあってか、ポールの作品にしては珍しく(^^ゞ、非常にとっつきやすいアルバムに仕上がっています。一番クセがなく、万人向けといえるのではないでしょうか。
なお、この後ポールはスランプに陥ってしまいます。映画の失敗に続いて、その後のS&G初の再結成ツアーでアーティとの確執を再認識したポールは、ツアーの後S&G名義で発表するハズだったニューアルバムからアーティの声を消し去り、自身のソロ作品として発表するのですが、商業的には成功とは言いがたいものになりました。
が、しかし!!
数年のスランプを経て、ポールはかの名作、全世界で1,000万枚以上売れたというアルバム「グレイスランド」をひっさげて復活します。この「グレイスランド」については、後日改めて取り上げることといたします。乞うご期待!(^^)

One-Trick-Pony.jpg

「ワン・トリック・ポニー」が出た年、僕は大学の1回生、第二外国語として履修したフランス語がサッパリわからず、試験の時にこのアルバムが出た喜びを書き連ね、可をもらった思い出があります。その後、何か一般教養の試験でも、ポールの音楽がいかに素晴らしいかを書いて単位をもらいました。いい時代でしたねぇ(笑)
posted by こいち at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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