このアルバムが発表されたのは、1981年。僕はこの年にLPを買い、その後CDで買い直し、さらに20周年ってことで、大滝詠一自身によるリマスタリング盤が出ましたので買い足しました(笑)そういえば、日本でのCD化第一号がこの作品だったとか。
内容のほうは、そりゃもう言うことなしです。いい意味でアメリカナイズされた、とても洗練されたポップスって感じ。
この作品を聴いて僕が一番驚いたのは、全編松本隆による、その歌詞の世界でした。それまで聴いていたニューミュージックでは、男性のアーティストであっても、女性の立場からの、女心を歌ったものが多かったのに対し、この作品ではちゃんと男性側からの視点で書かれています。これはすごく新鮮なことでした。そしてその歌詞は、サウンドとは裏腹に、ちょっぴり切ないものが多いです。

最近、ちょっと季節はずれですけど、僕のクルマでは常にこれがかかってます。小学生の娘達は、スマップにかえて〜って言ってますけど、ええ、僕はかえませんとも(^^ゞ
そのかいあって、娘達もたまにハナウタに出るくらいになりました(笑)